優良ソフト闇金のパイオニア【ソフト闇金メビウス】!逮捕された今でも名高い理由!

ソフト闇金の先駆者【ソフト闇金メビウス】を振り返る

今では逮捕され廃業しているソフト闇金メビウス。

ですが未だに検索エンジンや5chなどで度々その名前は見受けられます

逮捕されてから3年半も経過しているのですが

それでもメビウスの存在はソフト闇金業界から消えることはありません

なぜ逮捕されてもなおメビウスの存在は消えないのでしょう。

元ソフト闇金社員の私の視点からになるのですが

メビウスに関する口コミや新聞記事をみても

圧倒的な融資実行率暴力的な取り立てを行わず返済に窮した客には猶予期間を与える

現代のソフト闇金では考えれない

初代ソフト闇金ならではのスタイルで貸し付けやトラブル対応を行っていたからではないでしょうか。

そんなメビウスは約9億円を貸し付けて約5億円の違法な利息を得ていたと噂されています。

今だから分かるのですがソフト闇金業者が活動期間4年の間に9億円もの貸し付けを行うのは至難の業です。

全国各地どれだけの方が利用していたかわかりますよね。

それもそう4年間で約9億円の貸し付けを行っているのですから。

そんなメビウスだからこそ逮捕後の今でも度々目にするのでしょう。

どの業者から見ても利用者から見てもメビウスが優良だったことは間違いなく分かる事でしょう。

そんなメビウスを今回おさらいし今後のソフト闇金業界の刺激になればいいと思います。

では私の知る限りのメビウスの情報ですが細かく解説していきたいと思います。

活動期間

福岡市を拠点とし2016年8月~活動を開始

2020年8月に違法な高金利で融資したとして出資法違反の疑いで逮捕後そのまま廃業。

貸し付け条件

普通の量産型ソフト闇金と同じで

・7日2割か10日3割の手数料は一律3,000円を先引き

云わば「先引き融資」といった貸し付け方法。

例えば
・返済期間が1週間で完済金額が3万円の場合
∟ 完済金額3万円-利息6千円-手数料3千円=実質融資額2万1千円

と言った感じの貸し付け方法でした。

系列店

ソフト闇金メビウスの系列店をご紹介します。

・ソフト闇金アイク(廃業
・ソフト闇金リブート(廃業
・ソフト闇金ハッチ(廃業
・ソフト闇金エバーグリーン(廃業
・ソフト闇金スリーホープ(廃業

上記6社のソフト闇金が系列と噂されていた業者です。

逮捕後の新聞記事

「ソフトヤミ金」で違法な利息、出資法違反容疑で逮捕
違法な高金利で融資したとして、長崎県警は28日午前、福岡市内の男4人を出資法違反(超高金利)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。県警は男らが暴力的な取り立てを控える「ソフトヤミ金」を営み、約9億円を貸し付けて約5億円の違法な利息を得ていたとみている。捜査関係者によると、逮捕されたのは40代の会社役員の男=福岡市中央区=ら4人。2019年10月ごろ、融資をした福岡県内の男女3人から、最高で法定金利(年利20%)の約100倍にあたる年利約2千%の利息として、計約5万円を受け取った疑いがある。男らは、「ソフト闇金メビウス」と銘打ったウェブサイトを運営し、このサイト経由で、融資の依頼を受けていた。ソフトヤミ金は、暴力的な取り立てを行わず、返済に窮した客には猶予期間を与えるなどして、トラブルを起こさず違法に融資を続ける手口。06年の貸金業法改正で、借り手の年収の3分の1超を貸し付けることが禁止されてから、正規の業者から借り入れできない債務者を狙って暗躍するようになった。借り手が被害を意識しにくいため、表面化することが少ないとされる。

朝日新聞より

「返せなければ口座売れ」 400人超の顧客、犯罪に加担 長崎県警がソフトヤミ金摘発

暴力的な取り立てをしないソフトヤミ金「メビウス」を運営するグループについて、県警は無登録で違法な高金利の融資を繰り返したとして摘発した。これまでの捜査で、インターネットを駆使して集客し、借りやすいイメージで融資した揚げ句、返せなくなった顧客を続々と犯罪に加担させていた構図が浮かび上がる。その数は少なくとも400人以上。ヤミ金業者の姿は影を潜め、集客の場はネットに移っている。県警は出資法違反(超高金利受領)などの疑いで、首謀者ら5人を逮捕(一部に有罪判決)、13人を書類送検した。県警生活環境課によると、犯行グループは福岡市を拠点とし2016年8月~19年12月、全国延べ約2万人に約9億円を貸し付け約5億円の不当な利益を得たという。摘発された18人のうち9人はもともと顧客だった。犯行グループに銀行口座を提供したとして、犯罪収益移転防止法違反などの疑いで書類送検された。ただ、これは氷山の一角。返済が滞った顧客は「返せなければ口座を売れ」と迫られた。県警は犯行に使用された口座のキャッシュカード約450枚を押収。これらはほとんどが買い取った口座で、少なくとも400人以上の顧客が犯罪に加担したとみている。数多くの口座を悪用し、仮に凍結されても買い取った別の口座を使って、犯行を発覚しにくくしていた。犯行グループはインターネットで集客し、10万円未満の少額融資を中心としていた。連絡手段はLINE(ライン)かメール。返済が滞ると、暴力的な取り立てをするのではなく、ペナルティーを科した上でさらに融資し、顧客をつなぎとめていた。激しい取り立てで追い込まれ、自殺者が出るなど多重債務は社会問題となり、06年に貸金業法が改正された。上限金利が引き下げられ、融資は原則、借り手の年収の3分の1にまで制限する「総量規制」も導入された。無登録のヤミ金業者への罰則も強化。こうした背景から、ヤミ金業者は暴力的な取り立てを控え、ネット上に犯行の場を移した。「金利は違法ですが、最後の融資先としてがんばっております」メビウスのホームページには、開き直ったような書き込みが残されている。顧客の中には総量規制などによって他から融資を断られた人もいて、被害感情が薄いケースもあった。捜査関係者は「グループは『必要悪』として、犯行を正当化していた。犯罪組織を助長していたのは、お金を借りていた人たちということになる」と語る。

長崎新聞より

「返済滞れば個人情報ばらまく」 脅しと加算金で取り立て ソフトヤミ金被害者証言 長崎
ソフトヤミ金「メビウス」による一連の事件で、被害者の20代男性=長崎市=が、長崎新聞の取材に応じた。メガバンクは十数万円、地銀なら数万円などと銀行口座の「買い取り表」が提示されていたと証言。返済遅れや連絡漏れには加算金や罰金が科せられ、取り立てには「個人情報をばらまく」と脅し文句が使われたと実態を明かした。「メビウスです。融資可能ですので、いつでも連絡ください」。月初め、男性のスマートフォンには決まって、営業のLINE(ライン)メッセージが届いた。ソフトヤミ金「メビウス」からだった。「口座の買い取りも行っています」こうも記されていた。ゆうちょ銀行やメガバンクは十数万円、地銀なら数万円。「買い取り表」には生々しい数字が並んだ。「お金になるのか」。男性はそう思ったが、調べてみると、口座の譲渡は犯罪と分かり、応じなかった。返済時に指定される振込口座が毎回違うことから「売買された口座が利用されていると、うすうす気付いていた」と振り返る。男性がメビウスを知ったのは3年ほど前。パチスロなどのギャンブルにのめり込み、借金が膨らんだ。複数の消費者金融から計約100万円を借り、返済に追われた。既に借りているところからは追加の融資を断られ、日々の生活費にも困っていた。どうしようもなくなり、インターネットでヤミ金業者を探した。手当たり次第に申し込んだが、いくつかには断られた。そんな中、メビウスを見つけた。氏名や生年月日などの個人情報をLINEで送ると、あっさり「審査」に通った。最初に電話で男から利用方法などの説明があっただけで、対面でのやりとりはない。融資の申し込みや返済の手続きはLINEで完結した。最初の借り入れは2万円ほど。毎月3万~5万円程度、「必ず返せる額」を借りるようになった。しかし、取り立ては厳しかった。仮に2万円借り入れたとしても「手数料」と利息分が差し引かれ、1万数千円しか渡されない。1日の延滞でも元金の1割を加算され、連絡を忘れると罰金を科せられた。「返済が滞れば個人情報をばらまく」との脅し文句も送られてきた。それでも、融資を断られた経験から「借りられるだけまし」とも考えていた。ある時、返済日にメッセージを送っても応答がなく、連絡が取れなくなった。既読も付かない。1カ月ほど後、見知らぬ番号から着信があった。かけ直すと、県警の捜査員が出た。「メビウスと取引があった人に話を聞いています」。2019年12月のことだった。違法な金利を搾取され続けたとはいえ、どこからも借りられず当座をしのぐことができたのも事実。男性は「助かった側面もある」と複雑な心境を明かす。ただ、こう強調する。「もしグループが捕まらなかったら、今も違法な金利をずるずると返しながら、借金を繰り返していたかもしれない。違法には変わりはなく、借りるべきではないと今なら強く思える」

長崎新聞より

新聞記事にはソフト闇金の利用者を減らすために大袈裟な事を書くことが多い。Pickupしている新聞記事の中で一際目を引くのが「口座売れ」というワード。もちろん口座はソフト闇金にとって必要ではあるが実際利用者から買い取らなくても別ルートから口座を入手する事はできる。でもメビウスが利用者に口座の話を持ち掛けている。それは利用者の返済を助けていると私は思う。何故ならお金で返済できない代わりに口座を渡すことで苦しくなった返済が無くなるのだから。口座売れ売れとは強要していないと思う。

なぜメビウスは優良店と呼ばれたのか

ソフト闇金の先駆者であるソフト闇金メビウスはなぜ優良と言われ続けているのでしょうか。

まずソフト闇金としてのライバル店がなく先駆者である事で注目を浴びやすかったからではないでしょうか?

ブラックリストの方や専業主婦の方や個人事業主で総量規制がいっぱいの方は

常に闇金より安く借り入れできるところがないか日々探し続けている

そんな心理を1番に掴んだのがソフト闇金メビウスだったのではないでしょうか。

そして多くの申込み申請者に対しての融資実行率が鍵を握ったと言えます。

ネット集客では借りパク被害も多い中でメビウスは積極的に貸し付けを行い続けたのだと思います。

貸付条件もソフト闇金に相応しい1週間2割から10日サイクル3割と闇金よりも低金利

当時そんなソフト闇金メビウスに申し込みをしない人はいないでしょう。

さらに新聞記事にもありましたが「暴力的な取り立てを行わず、返済に窮した客には猶予期間を与える

返済トラブル時の対応も利用のしやすさとして話題となっていたようですね。

2chや5chでも話題は絶えず一世を風靡したことで優良なソフト闇金の先駆者として君臨したのでしょう。

融資実行率の重要性

先ほど「融資実行率」という言葉が出てきました。

この融資実行率がソフト闇金にとってどれだけ大事な事なのか解説します。

現代のソフト闇金のホームページの見出しにも多く見かける事はあるでしょう

融資率98%」「融資成功率99%」などという見出し。

現代のソフト闇金も融資実行率の重要性はわかっているからこの様な見出しを利用しているのですが

残念ながらこの確率で現在のソフト闇金は融資を行っていません

むしろ連絡が来ないという口コミが多く見られ

個人情報抜き業者」「系列店に借り入れがあるから無視されている」など

色々な噂が絶えません。

ソフト闇金を提供する業者も増えていることから

利用者にとっては安全に利用する上で判断しにくい状態になっている事が現状。

それほど融資実行率と言うのはソフト闇金にとって重要な事です。

返済トラブル時の対応

ソフト闇金メビウスの返済トラブル時の対応は

暴力的な取り立てを行わず、返済に窮した客には猶予期間を与えるなどして、トラブルを起こさず

と朝日新聞より記載されています。

新聞でもこの様な表現をされている事から

メビウスは現代のソフト闇金とは違い融資実行率のようにトラブルの際の対応が非常に良いという事ですね。

ソフト闇金などの違法業者を利用する方はトラブルの時どうなるのか想像します。

そんな時にメビウスの様な情報があれば安心して申込むことが出来ます。

それほど利用者によって返済トラブル時の対応は重要となってくるのです。

今後メビウスのようなソフト闇金は現れるのか

今回かつて優良と言われたソフト闇金のパイオニア「ソフト闇金メビウス」についてお話しして行きました。

逮捕後活動していない今でも2chや5chまだメビウスについての投稿が見られます。

その理由は今のソフト闇金では

考えられない程の融資実行率とトラブルの際の柔軟な対応で高い評価を世間からもらっていたようです。

そんなメビウスの様なソフト闇金は現代にいるのか、これから先に現れるのか。

現代にソフト闇金メビウスの右にでる業者はいません

そしてこれから先メビウスのような業者は現れる事は無いでしょう。

その理由は現代のソフト闇金業界は個人情報を目的とした業者闇金がソフト闇金と名乗り入り込んでいる事から

業界全体の品質がかなり低下しているのが原因です。

この様な状態ではソフト闇金メビウスの様な優良なソフト闇金を見つけるのは困難。

今後メビウスの様なソフト闇金が現れるのは厳しいいと思います。

現代のソフト闇金を利用の方は必ず口コミ情報などを調べるようにし安全確保してから利用するようにしましょう。