ソフト闇金の手渡しについて
結論から言います。
ソフト闇金は絶対に手渡しで融資する事はありません。
その理由は利用者との接触により
・活動範囲
・劣り捜査の可能性
以上3つのソフト闇金としての最大のデメリットが考えられるからです。
ですがデメリットがある事をわかりながらも手渡しで融資をしてくるソフト闇金はソフト闇金ではなく
「闇金」なのです。
ではなぜ闇金はわざわざ手渡しで融資を行うのでしょうか。
闇金に対するメリットと利用者に対するデメリットを解説していきたいと思います。
超高金利の貸し付け
ソフト闇金と闇金の圧倒的な違いは
勿論金利です。
ソフト闇金は1週間2割から10日3割が相場ですが
闇金になると1週間4割から週倍が相場となります。
そんな条件で手渡し融資を受けると勿論返済時にも手渡しになります。
返済毎時に対面で超高金利を支払うことは非常にプレッシャーのある状況ではないかと思います。
金利も高ければ返済時もプレッシャー。
長く付き合いをしていくと必ず返済困難になり精神的にも追い詰められ弁護士や警察へ相談する事になるでしょう。
そんな事をすれば自宅まで押しかけてくることも考えられるのでとても危険です。
延滞金請求
ソフト闇金の場合延滞金を3,000円程の金額に設定し運営していますが
闇金の場合延滞金は固定された金額は無く相手を見て請求します。
例えば闇金側から優良な客と見られた時は延滞金もソフト闇金程度の金額になるでしょう。
ですが優良ではない又は寿命がない(そろそろトラブルを起す恐れのある方)と判断されれば
延滞金の金額はありえない程の高額になります。
例えば1日10,000円の延滞金を請求してきます。
すると当然ですが支払いが出来なくなりますよね。
これが手渡しの返済となれば返済できない時にどうなるのかわからないですよね。
返済トラブルの際の危険
手渡し融資を行う闇金の返済が出来なくなりトラブルになると自宅まで押しかけられる危険性が非常に高くなります。
それ以外にも下記の様な
・返済の代わりに携帯電話の契約
・返済の代わりに犯罪へ加担
といった危険に巻き込まれてしまいます。
ではどの様な事が具体的に行われるのか解説してきたいと思います。
●返済の代わりに銀行口座の押収
闇金がトラブルの際に1番初めに持ち掛ける返済代わりの交渉が「銀行口座の取引」です。
なぜ闇金は口座を狙うのか。
それは闇金自身も利用することが出来ますし
その口座を他の業者へ転売することも出来
すぐにお金に変わる事を知っているからです。
闇金側からすると返済してもらえず現金が入らない事は痛手ですが
高額なお金に変わる銀行口座を返済代わりに押収する事によって返済金額以上の現金が後から手に乗るからです。
そして銀行口座は誰でも持っている事から1番狙われやすい押収品の1つなのです。
●返済の代わりに携帯電話の契約
銀行口座の次に闇金から狙われるのが携帯電話です。
もちろん闇金とやり取りしている携帯電話は連絡がつかなくなるといけないので押収の対象にはなりません。
ですが新規契約をさせられる事は十分にあります。
当然最寄りの携帯ショップへ連れていかれたり全国対応しているレンタル携帯の契約をさせられたりと。
携帯電話も闇金が使う為でもあれば他の業者へ転売し現金に換える事も出来る為
返済の代わりに携帯電話が狙われるのです。
●返済の代わりに犯罪へ加担
たまに銀行口座も携帯電話も全て飛ばしている人がいます。
そんな人がトラブルを起した場合は犯罪へ加担させられます。
一体どのような事をさせられるのか。
それは同じようにトラブルを起し逃げ回る債務者への回収役です。
この回収役は逮捕される危険が非常に高くかなり危険な行為です。
仮に逃げ回る債務者が警察へ相談に行って実際にお金を貸していなく回収役なだけであっても犯罪に加担したことに変わりがないので
警察に逮捕された場合は幇助罪として拘留される事でしょう。
そうなれば職場にも逮捕された事の連絡が行きクビになる可能性も十分に考えられます。
絶対に闇金が行っている事に加担しないようにしましょう。